20AまでのDCブラシモーターの制御が可能
DC6V～30V 電流20A(瞬間的ピーク60A)までのDCブラシモーターの制御が行えます。

PWMによる速度制御
PWM信号を入力することにモーターの速度制御および回転方向制御を行うことができます。20kHzまでのPWMに対応しています。
PWMの信号と別にDIR端子に回転方向信号を入力することにより、正転・逆転を制御する、「サインマグニチュードPWM」のみ対応しております。
デューティー比50%のPWMでモーター停止、50%未満でモーター正転、50%超でモーターが逆転する制御方式の「固定型アンチフェーズPWM」には対応しておりません。
また、速度制御が不要で100%の出力でよければ、PWM信号制御をする必要はありません。

信号入力電圧 DC1.6 ～ 16V に対応
回転方向のDIR、PWMの信号入力電圧は、 DC1.6 ～ 16V に対応しています。 5VのArduino、3.3VのArduino Pro、3.3VのRaspberry Pi、12VのPLCというように幅広く対応しています。
ただし、24VのPLCには対応しておりません。24VのPLCで使用するには、変換回路等が必要です。

ソリッドステート
リレー等の接点を使用しておりませんので、機械的な磨耗・制御の遅れの心配がありません。

ヒートシンク不要の高効率設計
すぐれた高効率設計がされており、ヒートシンクがなくても20Aの大電流を制御することができます。

ロジック用電源不要
基板内部で使用するロジック制御の電源は、モーター用の電源を降圧して使いますので、別途用意する必要はありません。

過電流、温度、低電圧保護回路付き
過電流、温度、低電圧の各保護回路が内蔵されていますので、安全に使用することができます。
ただし、ヒューズ、ブレーカー等の保護機器も電源入力に接続してください。

インターネット経由でモーター制御
別売のTERACOM TCW280 Ethernet D/Aアナログ出力モジュール アナログ出力2点 PWM対応オープンドレイン出力4点 リレー2点 ダイナミックを使用すると、TCW280のPWM出力機能により、LAN、インターネット経由でモーターを速度制御することができます。ただし、TCW280の出力はオープンドレイン（オープンコレクタ）のため、インターフェイス回路が必要です。

接続例　（インターフェイス）

マニュアル（英語）
日本語マニュアルは用意しておりません。

仕様
モーター電源電圧　DC6～30V
モーター最大電流（連続）　20A、瞬間ピーク60A
20Aを超えた場合は、高温度保護回路により遮断されますので、高温度が検出されるまでは流れ続けます。
ロジック用電源 モーター用より供給
ロジック電圧　1.5 ～ 15V
Lレベル 0～0.8V
Hレベル 1.5～15V
基板寸法 86mm × 52mm
スイッチング素子　NMOS FET
信号入力　ヨーロッパ式端子台
電源入力　端子台
モーター出力　端子台

ノイズ防止のため、モーターの＋、－に0.01μFのコンデンサーを接続してください。
安全のため、ブレーカー、ヒューズ等を介して、本品に電源を接続してください。