イギリスDevantech社の製品。84個までのRCサーボをパソコンのUSBから制御することができます。プログラムより角度、移動スピード等を指定し、動作させることができます。
84点の入出力は、サーボの制御だけではなく、デジタル信号の入出力、アナログ信号の入力も行うことができます。
この商品は受注後取り寄せますので、納期が2週間ほどかかります。
ラジオコントロール用のサーボをパソコンで制御
ラジオコントロール（RC）に使われるサーボモーター（以下、RCサーボ）をパソコンから制御することができます。無線による車・飛行機等の模型の遠隔操作ではなく、ロータリーアクチュエーターとして、ロボット・機械の制御にRCサーボを使うことができます。
84個のRCサーボを制御
84個ものRCサーボを20msecのリフレッシュレートで制御することができます。サーボの角度だけでなく、移動スピードも指定することができます。多関節で動くアニマトロニクスの制御に最適です。
デジタル入出力も可能
RCサーボに使わないピンは、デジタル入出力として使用することもできます。
84点の入出力は、サーボ制御・デジタル入力・デジタル出力・アナログ入力(一部、36点まで）のいずれかを選択して使用することができます。
アナログ入力も可能
36点までのアナログ入力としても使用することが可能です。10ビット、1024の分解能で入力することができます。
Windows、Mac OS、Linux、Open BSDで使用可能
FTDIのUSB変換チップを使っていますので、Windowsはもちろん、Mac OS、Linux、Open BSDでも使用することが可能です。
USBで接続
パソコンのUSBにつなぐと、仮想COMポート(VCP)として動作します。COMポートに対するアクセスでプログラミングできますので、比較的簡単です。
コマンド
| Dec | Hex | コマンド | 説明 | 返信 |
| 1 | 0x01 | SET_ SERVO |
1～84のサーボの位置(μs）を指定します。 | 1バイト、エラーコード |
| 2 | 0x02 | GET_ SERVO |
指定した１個のサーボの現在位置(μs）を取得し ます。 |
2バイト、サーボの位置 下位バイト、上位バイトの順 |
| 3 | 0x03 | SET_SPEED | 1～84のサーボの動作速度を指定します。 | 1バイト、エラーコード |
| 4 | 0x04 | SET_MODE | 1～84チャネルの動作モードを設定します。アナロ グ入力の設定は、SET AD CNTコマンドを使用します。 | 1バイト、エラーコード |
| 5 | 0x05 | GET_MODE | 一つのチャネルの設定されている動作モードを読 み出します。 | 1バイト、モード |
| 6 | 0x06 | SET_AD_ CNT |
0 ～ 36までのアナログ入力モードを使用するチャネル数を設定します。. |
1バイト、エラーコード |
| 7 | 0x07 | GET_AD_ CNT |
アナログ入力モードが設定されているチャネル数を読み出します。 | 1バイト、アナログ入力チャネル数 |
| 8 | 0x08 | GET_INPUT | 指定したチャネルのデジタル入力の状態を読み出します。 | 1バイト, 0x00 でL、0xFF で H |
| 9 | 0x09 | GET_ADC | 指定したアナログ入力チャネルのアナログ入力値を 読み出します。 | 2バイト、アナログ入力値 下位バイト、上位バイトの順 |
| 10 | 0x0A | GET_ VERSION |
指定したCPU（１～４）のファームウェアのバージョンを読み出します。 | 2バイト モジュールタイプ、バージョン番号の順 |
| 21 | 0x15 | GET_BULK | 工場テスト用 指定したCPUの21点の入力をエンコードして読み出します。 |
3 バイト 指定したCPUの21点の入力値 |
| 22 | 0x16 | TEST | 工場テスト用 |
仕様
基板寸法 幅195.6mm×奥行63.5mm
サーボチャネル数 最大84
ロジック（デジタル）出力 最大84
ロジック（デジタル）入力 最大84
10ビット アナログ入力 最大36
サーボリフレッシュレート 20ms
位置制御 μs（マイクロ秒）単位で直接指定可能
速度制御 全角度動作最低速度20秒
サーボ電源 8チャネルずつグループ分けして供給
制御（ロジック）電源 USBバスから供給
制御インターフェイス USB 標準Bコネクター
USBケーブルは付属しておりません。
マニュアル（英語）
日本語マニュアルは用意しておりません。
ドライバーダウンロード ご使用のOSに合わせてダウンロードしてください。
