イギリスDevantech社のリレーボード。 I2C、または、5VのUARTのシリアル通信で8個のリレーのON・OFF制御を行うことができます。Arduino、Raspberry Pi、PIC、AVRなどのマイクロコントローラーでの制御に最適です。
I2Cで制御
I2Cのシリアル通信で8個のリレーを制御しますので、GPIOを2点使うだけで済み、6点分節約することができます。さらにひとつのマスターに対して最大8枚使うことが可能ですので、わずか2点のGPIOで64個ものリレーを制御できます。特にGPIO点数が少ないPaspberry Pi、Arduino UNOでの使用に便利です。
アドレスの変更が可能
I2Cのアドレスは、デフォルトでは、70(16進数)になっていますが、変更することも可能です。
70~7E(偶数のみ、奇数は読み出し用のアドレス)の範囲で設定できますので、一つのI2Cバス上に本品を最大8枚使用することができます。
UARTでも制御可能
5VのUARTシリアル通信でも制御することができます。UARTは、RS232Cと同じように使えます(ただし電圧が異なる)ので、I2Cよりも比較的簡単にプログラミングを行うことができます。UART制御の場合にもアドレスを設定するため、I2Cと同様、一つのバス上に本品を8枚まで使用することができます。RS485と同様に制御対象のアドレス(号機番号)を指定して、データを送信します。
パソコンからの制御
USB I2C変換器、または、USB UART変換器を使うと、パソコンからも制御することができます。
高品質NECトーキン製リレーを使用
NECトーキンのリレー、EF2-5NUを使用しています。
c接点リレー
c接点になっていますので、多様な使い方ができます。
端子台で簡単接続
リレー接点の入出力は、端子台になっていますので、コネクター式と違って、はんだ付け不要で簡単に接続できます。ヨーロッパ式端子台なので、圧着端子を使わなくても導線をしっかり固定できます。
マニュアル(英語)
日本語マニュアルは用意しておりません。
仕様
基板寸法 幅72mm 奥行62mm
電源 DC5V
消費電流 全リレーON時 100mA
リレー仕様
NECトーキン ED2-5NU 開閉容量(抵抗負荷、cosφ=1) 直流30V 1A, 交流125V 0.5A 詳細は下図参照
接点材質 銀合金に金合金貼り
c接点2点 (ただし端子台に接続されているのは1点のみです)
リレー個数 8個