Raspberry Pi 3を内蔵
Raspberry Pi 3をベースに拡張I/Oを取り付けてコンパクトにまとめています。

I/O用プロセッサーを搭載
Raspberry Pi 3のCPUと別にプロセッサーを搭載し、NeuronのI/Oは、それを介して入出力が行われます。Raspberry PiのCPUとは、ModbusプロトコルのRS485で通信を行います。この点がUni Pi V.1と大きく異なります。

アルミケース入り
アルミケースに入っていて、PLCのような形にまとまっています。

DC5～24V対応 絶縁デジタル入力
フォトカプラーで絶縁されたデジタル入力が4点付いています。フォトカプラーを介し、Raspberry PiのGPIOに接続されており、最小パルス幅5msの入力を検出できます。 入力状態を確認するためのLEDもついています。
FA自動機の制御によく使われるDC24Vにも対応しています。

オープンコレクター出力
DC50Vまで対応したオープンコレクター出力（非絶縁）が4点付いています。 FA自動機の制御によく使われるDC24Vにも対応しています。

DC 0～+10V・0～20mA アナログ入力１点
DC0～+10V、または、DC0～20mA (4～20mAも入力可)が入力可能なアナログ入力が1点、付いています。

DC0～+10V・DC0～20mA アナログ出力１点
DC0～+10V、または、DC0～20mA に対応したアナログ出力が１点使用できます。

絶縁RS485
絶縁されたRS485が付いています。115kbpsまで対応しています。

1-Wireセンサー入力
絶縁された1-Wireマスター機能があり、1-Wireインターフェイスの温度センサー・湿度センサーを接続することができます。温度湿度監視・制御等に便利です。
RJ11コネクター(電話機に使われているのと同型のコネクター)を使用しているのでワンタッチで接続できます。

1-Wire RJ11コネクターピン配置

RTC(リアルタイムクロックモジュール)
Raspberry Piの電源遮断時でも時刻を保持するRTCを搭載しております。
電源遮断時の保持するための電池は付属しておりません。別途、コイン型電池CR2032をご用意ください。

Pythonライブラリーを用意
UniPiを使いやすいようにPythonのライブラリーが用意されています。よって、Pythonでのプログラミングをおすすめします。
GitHubよりダウンロード

多彩なソフトウェアに対応
REX
http://www.rexcontrols.com/
Raspberry Piを工業用PLCとして使用し、自動制御が行えます。グラフィカルプログラミングで制御プログラムを作成することができます。

Fhem
http://fhem.de/fhem.html
Perlで作成されたホームオートメーションサーバー。パソコンのウェブブラウザ、スマートフォン等から家の照明制御、温度監視等を行うことができます。

Wyliodrin
http://www.wyliodrin.com/
ウェブブラウザーからプログラミングを行うことができます。

HomeSeer
http://www.homeseer.com/
ホームオートメーションソフト。

Node-RED・Bluemix
http://nodered.org/
さまざまな電気製品をインターネットに接続するというIoT （Internet of Things）。 Uni Pi、Raspberry Piをインターネットに接続し、Bluemixという、クラウドプラットフォームに対し、アナログ値等のデータの送受信が行えます。
Bluemixとは、 クラウドサーバー上で作動するソフトウェア。PCのブラウザソフト、iPhone、Andoroid等のスマートフォンからアクセスすることができます。
Node-REDとは、Bluemix上で作動するソフトウェアで、ノードを線でつなぐというプログラミング方法でアプリケーションを作成することができます。

DINレールに取り付け可能
DINレールホルダーが付いていますので簡単に制御盤に取り付けることができます。

電源
DC24V (DC20.4～30V) 端子台で接続
消費電力最大 12W

外形寸法　幅72mm 高さ90mm 奥行き59mm
重量 300 g

資料
マニュアル（英語）
日本語マニュアルは用意しておりません。